釣ったサーモンの捌き方【丸ごと1尾を無駄なく使い切る方法】現役魚屋が解説

釣りでサーモンを釣ったけど「どうやって捌けばいいの?」と困っていませんか?
サーモンは2キロから5キロ以上になる大型の魚です。現役魚屋の私が、釣ったサーモンを無駄なく使い切る捌き方を丁寧に解説します。
釣ったらすぐにやること
釣ったサーモンは鮮度が命です。釣り上げたらすぐに以下の処理をしてください。
①締める
釣り上げたらすぐに頭を強く打って締めます。締めることで魚が暴れて身が傷むのを防ぎます。
②血抜きをする
エラの付け根に包丁を入れて血を抜きます。海水や川の水に10〜15分浸けて血を抜いてください。
血抜きをしっかりやることで臭みが大幅に減り美味しく食べられます。
③クーラーボックスに入れる
血抜きが終わったらすぐにクーラーボックスに入れます。氷と一緒に保存して持ち帰ってください。
自宅に帰ったらすぐにやること
①ウロコを取る
ウロコは細かくて飛び散りやすいです。シンクの中かビニール袋の中でウロコ取りか包丁の背でこすります。
②ワタを取る
お腹を切り開いてワタを取り出します。お腹の中を流水でよく洗いキッチンペーパーで水分を拭き取ります。
ここまでやったら冷蔵庫で保存できます。すぐに捌かない場合はここで止めてキッチンペーパーで包んでラップをしてチルド室に入れてください。
三枚おろしにする
ステップ① 頭を落とす
胸ビレの後ろに包丁を斜めに入れて頭を切り落とします。大型のサーモンは骨が硬いので出刃包丁をしっかり使ってください。
ステップ② 三枚おろしにする
背骨に沿って包丁を入れます。背中側から包丁を背骨に当てながら尾に向かってスーッと引きます。次にお腹側も同じように包丁を入れて背骨から身を切り離します。
大型のサーモンは身が厚いので焦らず丁寧に進めてください。
ステップ③ 腹骨を取る
腹の部分に腹骨が残っています。包丁を骨に沿わせて薄くそぎ取ります。
ステップ④ 小骨を取る
身の中央に小骨が一列に並んでいます。骨抜きで一本一本丁寧に引き抜いてください。
大型サーモンを無駄なく使い切る方法
大型のサーモンは一度に食べきれません。部位ごとに使い分けましょう。
刺身・寿司用
背中側の身は脂がのっていて刺身に最適です。皮を引いてそぎ造りにしてください。
焼き魚・ムニエル用
お腹側の身は脂が多いので焼き料理に向いています。切り身にして冷凍保存できます。
アラ(頭・骨)
頭と骨はアラ汁や味噌汁に使えます。捨てずに活用してください。アラから出る出汁は絶品です。
ハラス(腹の部分)
腹の脂がのった部分はハラスと呼ばれます。塩焼きにすると脂がじゅわっと出て絶品です。
冷凍保存のコツ
食べきれない分は冷凍保存しましょう。
キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取り、ラップで一切れずつ包んでから冷凍袋に入れて冷凍してください。正しく冷凍すれば2〜3週間美味しく食べられます。
解凍するときは冷蔵庫でゆっくり自然解凍してください。
まとめ
釣ったサーモンを美味しく食べるポイントはこれだけです。
釣ったらすぐに締めて血抜きをする
クーラーボックスで持ち帰る
帰ったらすぐにワタを取る
三枚おろしにして部位ごとに使い分ける
食べきれない分は冷凍保存する
釣ったサーモンを無駄なく美味しく食べてください!
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