「買ってきた魚、食べきれなくて冷凍したら味が落ちた…」そんな経験はありませんか?実は冷凍・解凍にはちゃんとしたコツがあります。現役魚屋の私が正しい方法を解説します。
冷凍前にやるべき下処理
冷凍する前の下処理が仕上がりを大きく左右します。
① 内臓を取り除く
内臓は腐敗しやすいため、冷凍前に必ず取り除いてください。内臓が残ったまま冷凍すると臭みの原因になります。
② 水気をしっかり拭き取る
キッチンペーパーで表面の水気をしっかり拭き取ります。水分が残っていると冷凍焼けの原因になります。
③ 1回分ずつ小分けにする
一度に使う量ずつラップで包んでください。まとめて冷凍すると解凍時に使い切れず、品質が落ちます。
正しい冷凍方法
ラップで密着して包む
空気が入らないようにピタッと密着させて包みます。空気が入ると酸化して味が落ちます。
ジッパー袋に入れて空気を抜く
ラップで包んだ後、さらにジッパー付き保存袋に入れて空気をしっかり抜いてください。
金属トレーの上に置いて急速冷凍
アルミやステンレスのトレーの上に置くと熱が早く伝わり、素早く冷凍できます。冷凍時間が短いほど鮮度が保てます。
冷凍の保存期間の目安
切り身:2〜3週間
一尾丸ごと:1〜2週間
刺身用の柵:1週間以内
NGな冷凍方法
× 水気を拭かずに冷凍する
冷凍焼けと臭みの原因になります。
× 買ったパックのまま冷凍する
スーパーのトレーパックは空気が入りやすく、冷凍保存には向いていません。必ず移し替えてください。
× 冷凍・解凍を繰り返す
一度解凍した魚を再冷凍するのは絶対NGです。菌が繁殖しやすくなり、味も大きく落ちます。
正しい解凍方法
おすすめは冷蔵庫でゆっくり解凍
前日の夜に冷蔵庫に移しておくのがベストです。ゆっくり解凍することでドリップ(水分)が出にくく、旨みが逃げません。
時間がないときは流水解凍
ジッパー袋に入れたまま流水にあてて解凍します。30分〜1時間程度で解凍できます。袋から出して直接水にあてるのはNGです。
電子レンジ解凍は最終手段
加熱ムラが出やすく、部分的に火が通ってしまうことがあります。どうしても時間がないときだけ使いましょう。
まとめ
魚の冷凍・解凍のポイントはこれだけです。
冷凍前に内臓を取り水気を拭く
ラップで密着して空気を遮断する
急速冷凍で鮮度をキープ
解凍は冷蔵庫でゆっくりが基本
再冷凍は絶対NG
正しく冷凍・解凍すれば、買ってきた魚をおいしく保存できます。ぜひ試してみてください!
魚の保存方法や捌き方はおととチャンネルのYouTubeでも動画で詳しく解説しています。実際の様子を見ながら覚えたい方はぜひご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いします!
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魚の正しい冷凍・解凍方法【鮮度を落とさないプロの保存術】現役魚屋が解説
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