「干物って自分で作れるの?」と思っている方も多いはずです。実は干物は自宅で簡単に作れます。現役魚屋の私が、アジの一夜干しの作り方を丁寧に解説します。
干物にするメリット
干物にすることで魚の旨みが凝縮されます。生のまま食べるより味が濃くなり、保存期間も長くなります。また、水分が抜けることで身がしまり、焼いたときにふっくらと仕上がります。
用意するもの
アジ(中サイズ)
塩
水
バット(塩水に漬けるため)
キッチンペーパー
干し網またはザル
アジの干物の作り方
① アジを開く
アジを背開きにします。お腹側ではなく背中側から包丁を入れて開くのが干物の基本です。内臓を取り除き、流水でよく洗ってください。
② 塩水を作る
水1リットルに対して塩を50〜60g溶かします。これが**10〜15%の塩水(立て塩)**です。この濃度が干物の味の決め手になります。
③ 塩水に漬ける
開いたアジを塩水に30分〜1時間漬けます。アジのサイズが大きければ漬ける時間を長めにしてください。漬けすぎると塩辛くなるので注意しましょう。
④ 水気を拭き取る
塩水から取り出したらキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ります。ここを丁寧にやることで仕上がりが変わります。
⑤ 干す
干し網やザルに並べて風通しの良い場所で干します。
**屋外で干す場合:**直射日光の当たる風通しの良い場所で4〜6時間
**冷蔵庫で干す場合:**キッチンペーパーを敷いたバットに並べてラップをせずに一晩(8〜12時間)
冷蔵庫干しは衛生的で虫の心配もないのでおすすめです。
焼き方のコツ
干し上がったアジは魚焼きグリルで焼きます。
皮目を下にして中火で焼き始める
皮に焼き色がついたら裏返す
身がふっくらしたら完成
焼きすぎると身が硬くなるので、様子を見ながら焼いてください。
保存方法と期間
**冷蔵保存:**2〜3日
**冷凍保存:**1ヶ月程度
冷凍する場合はラップでぴったり包んでジッパー袋に入れてください。食べたいときに冷蔵庫で解凍して焼くだけでOKです。
干物をさらに美味しくするアレンジ
みりん干し
塩水に漬けた後、みりんを薄く塗ってから干すと甘みが加わって絶品です。
スダチ・レモンを添える
焼き上がった干物にスダチやレモンを絞るとさっぱりと食べられます。
まとめ
アジの干物作りのポイントはこれだけです。
背開きにして内臓をきれいに取る
10〜15%の塩水に30分〜1時間漬ける
水気をしっかり拭いてから干す
冷蔵庫で一晩干すのが手軽でおすすめ
市販の干物とは違う、自分で作った干物の味は格別です。ぜひ一度チャレンジしてみてください!
アジの干物の作り方はおととチャンネルのYouTubeでも動画で詳しく解説しています。実際の手順を見ながら作りたい方はぜひご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いします!
https://youtube.com/channel/UCKgZWNzDVFenWKZGgvUjO6A
アジの干物の作り方【自宅で簡単!一夜干しレシピ】現役魚屋が解説
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