魚屋が教える魚の値段の決まり方

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魚屋が教える魚の値段の決まり方

「なんでこの魚はこんなに高いの?」「同じ魚なのにスーパーと魚屋で値段が違うのはなぜ?」と思ったことはありませんか?現役魚屋が魚の値段の決まり方をわかりやすく解説します!

【魚の値段は市場で決まる】

魚の値段は主に魚市場(うおいちば)のセリで決まります。全国各地の漁港から水揚げされた魚が市場に集まり、仲買人や魚屋がセリに参加して魚を仕入れます。セリは需要と供給のバランスで値段が決まるため、同じ魚でも日によって値段が大きく変わります。

魚屋はこのセリで仕入れた値段に利益を乗せてお客様に販売しています。仕入れ値が高い日はお店の値段も高くなり、安い日は値段も下がります。

【値段に影響する7つの要因】

【①漁獲量】

その日の漁獲量が値段に最も大きく影響します。たくさん獲れた日は値段が下がり、少ししか獲れなかった日は値段が上がります。台風や悪天候で漁に出られない日が続くと漁獲量が減って値段が急上昇することがあります。

【②旬かどうか】

旬の時期は漁獲量が増えて値段が下がる魚が多いです。またその魚が最も美味しい時期なので需要も高まります。旬の魚はコスパよく美味しい魚が食べられるおすすめの時期です。逆に旬以外の時期は漁獲量が少なくなるため値段が上がります。

【③産地と品質】

同じ魚でも産地によって値段が大きく変わります。ブランド魚と呼ばれる産地の魚は特に高値がつきます。たとえば大分県の関アジ・関サバや愛媛県の宇和島産タイなどは同じ魚でも一般的なものより何倍もの値段がつくことがあります。

【④鮮度と漁法】

鮮度が高い魚ほど値段が高くなります。一本釣りで丁寧に締められた魚は網漁で獲られた魚より高値がつきます。鮮度管理にコストがかかる分値段に反映されています。

【⑤天候と季節】

台風・大雪・荒天などで漁に出られない日が続くと漁獲量が減って値段が上がります。また年末年始やお盆などの需要が高まる時期は値段が上がりやすいです。特に年末はタイやブリなどの需要が急増するため値段が跳ね上がることがあります。

【⑥流通コスト】

産地から市場・お店まで運ぶための流通コストも値段に影響します。遠くの産地から運ぶほどコストがかかるため値段が高くなります。また冷凍・冷蔵で運ぶためのコストも値段に含まれています。

【⑦希少性】

数が少ない魚や珍しい魚は値段が高くなります。深海魚や特定の地域でしか獲れない魚などは希少性が高いため高値がつきます。

【スーパーと魚屋で値段が違う理由】

同じ魚でもスーパーと魚屋で値段が違うことがあります。その理由はいくつかあります。

仕入れルートの違いがあります。大手スーパーは大量仕入れによってコストを抑えられますが、個人の魚屋は少量仕入れになるため仕入れコストが高くなりやすいです。

品質の違いもあります。魚屋は鮮度や品質にこだわって仕入れているため、スーパーより高品質な魚を扱っていることが多いです。その分値段が高くなることがあります。

サービスの違いもあります。魚屋では捌いてもらったり料理方法を教えてもらったりするサービスが含まれています。その付加価値が値段に反映されていることもあります。

【魚を安く買うコツ】

旬の魚を選ぶことが最も効果的です。旬の魚は漁獲量が多く値段が下がりやすいうえに味も最高です。

夕方に買いに行くのもおすすめです。スーパーや魚屋では夕方になると売れ残りを値引きすることが多いです。

まるごと1匹で買うと割安になることが多いです。切り身より丸魚の方がコスパがいい場合が多いので捌ける方はぜひ丸魚を選んでみてください。

【魚屋からひとこと】

魚屋として正直に言うと魚の値段は毎日変わります。昨日100円だったアジが今日は200円になることもよくあります。高い日は別の魚に切り替えるなど柔軟に対応するのが賢い買い方ですよ。魚屋に「今日のおすすめは何?」と聞いてもらえると、その日一番コスパのいい魚を紹介しますよ!

【まとめ】

魚の値段は漁獲量・旬・産地と品質・鮮度と漁法・天候と季節・流通コスト・希少性の7つの要因で決まります。旬の魚を選ぶことが最もコスパよく美味しい魚を食べるコツです。魚屋やスーパーで「今日のおすすめ」を聞いてみるのもいい方法ですよ!

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