ウミタナゴの塩焼き&唐揚げレシピ|小型魚を丸ごと味わう絶品料理

ウミタナゴは白身でクセがなく、さまざまな調理法に対応できる使い勝手の良い魚です。今回は家庭で特に作りやすく、ウミタナゴの美味しさを存分に引き出せる塩焼きと唐揚げの二つのレシピをご紹介します。塩焼きはシンプルながら白身の旨味をストレートに味わえる定番料理で、唐揚げは骨ごとサクッと食べられる小型魚ならではの醍醐味を楽しめる一品です。どちらも難しい工程はありませんので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
【ウミタナゴの塩焼きレシピ】
塩焼きはシンプルな料理だからこそ、素材の鮮度と下処理の丁寧さが仕上がりに直結します。新鮮なウミタナゴが手に入ったときには、まず塩焼きで素材そのものの味を確かめてみることをおすすめします。
【材料(2人分)】
ウミタナゴ:2尾(丸のまま、または内臓を取り除いたもの)
塩:適量(魚の重量の1〜2パーセント程度)
レモン:お好みで
大根おろし:お好みで
【下準備】
ウミタナゴのうろこ・頭・内臓を取り除き、流水でしっかり洗って血合いを取り除きます。キッチンペーパーで水気を丁寧に拭き取ったら、両面と腹の中にも塩を振ります。塩を振ったら30分ほど置いてください。すると魚の余分な水分が出てきますので、それをキッチンペーパーで拭き取ります。この工程によって臭みが抜け、焼き上がりの身がふっくらと仕上がります。
化粧塩として、ヒレや尾にも多めに塩を振っておくと焦げにくくなり、見た目も美しく仕上がります。
【作り方】
【グリルで焼く】
魚焼きグリルを事前に十分に予熱しておきます。グリルが温まったら、ウミタナゴを皮目を上にして置き、中火から強火で焼きます。小型魚ですので焼き時間の目安は片面5〜6分程度です。皮目に焼き色がしっかりついたら裏返し、さらに4〜5分焼きます。身の一番厚い部分に竹串を刺してみて、すっと通れば火が入っている証拠です。
グリルがない場合はフライパンにクッキングシートを敷いて焼くこともできます。フライパンで焼く場合は蓋をして蒸し焼きにすることで、中までしっかり火が通ります。
【盛り付け】
器に盛り付け、レモンと大根おろしを添えて完成です。大根おろしにポン酢を少し垂らすと、さっぱりとした味わいになりウミタナゴの白身との相性が抜群です。
【ウミタナゴの唐揚げレシピ】
唐揚げは小型魚の醍醐味を最大限に楽しめる調理法です。骨ごとサクッと食べられるので、カルシウムもしっかり摂れて栄養面でも優秀な一品です。子供から大人まで喜ばれる料理ですので、ぜひ作ってみてください。
魚屋の店頭でも、小型魚の唐揚げ用に加工してほしいというご依頼をよくいただきます。1尾からでも快く対応しますので、お気軽に魚屋に声をかけてみてください。学校行事で子供たちに魚を捌くところを見せたとき、「魚の骨ごと食べられるの?」と目を丸くして驚いていた子供たちの顔を今でも覚えています。唐揚げにして出したら大喜びで食べてくれました。
【材料(2人分)】
ウミタナゴ:3〜4尾(小ぶりのもの)
醤油:大さじ1と1/2
酒:大さじ1
みりん:大さじ1
にんにく:1かけ(すりおろし)
生姜:1かけ(すりおろし)
片栗粉:適量
揚げ油:適量
【下準備】
ウミタナゴのうろこと内臓を取り除き、水気をしっかり拭き取ります。唐揚げにする場合は頭をつけたまま丸揚げにしても、頭を落として筒切りにしても美味しく仕上がります。小ぶりの個体であれば丸揚げがおすすめです。丸揚げにすることで頭から尻尾まで骨ごとサクッと食べられます。
ポリ袋に醤油・酒・みりん・にんにく・生姜を合わせ、ウミタナゴを入れて全体に味が行き渡るように揉み込みます。そのまま冷蔵庫で20〜30分漬け込んでください。漬け込み時間が長すぎると塩辛くなりますので注意してください。
【揚げる】
【低温でじっくり揚げる】
漬け込んだウミタナゴの水気をキッチンペーパーで拭き取り、片栗粉を全体にまんべんなくまぶします。揚げ油を160〜170度の低温に熱し、ウミタナゴを静かに入れます。小型魚の唐揚げは低温でじっくりと揚げることが骨まで食べられるようにするためのポイントです。低温で5〜6分じっくり揚げることで、骨が柔らかくなりサクサクとした食感に仕上がります。
【高温で二度揚げする】
一度取り出して油の温度を180〜190度の高温に上げ、再びウミタナゴを入れて1〜2分二度揚げします。二度揚げをすることで表面がカリッと仕上がり、冷めても食感が持続します。揚がったら油をしっかりきって器に盛り付けてください。
【盛り付け】
レモンや青ネギを添えると彩りが良くなります。塩を少し振るだけでシンプルに食べるのもおすすめです。マヨネーズやタルタルソースと合わせても美味しくいただけます。
【塩焼きと唐揚げ、どちらがおすすめ?】
鮮度が抜群に良いウミタナゴが手に入ったときは塩焼きで素材の味をストレートに楽しむのがおすすめです。一方で、釣りたてではなく少し時間が経ったものや、骨の処理が面倒に感じる場合は唐揚げがおすすめです。揚げることで骨ごと食べられますし、にんにくと生姜の風味が加わることで食べやすくなります。
どちらの料理も共通して言えることは、下処理の丁寧さが仕上がりを大きく左右するということです。血合いをしっかり取り除き、水気を丁寧に拭き取るという基本的な作業を怠らないことが美味しい料理への近道です。
捌き方はおととチャンネルで解説しています。
https://youtube.com/channel/UCKgZWNzDVFenWKZGgvUjO6A
【まとめ】
ウミタナゴの塩焼きは塩を振って30分置いてから水気を拭き取り、グリルで丁寧に焼くことで白身の旨味がストレートに味わえる一品に仕上がります。唐揚げは低温でじっくり揚げてから高温で二度揚げすることで、骨ごとサクサクと食べられる絶品料理になります。どちらも下処理の丁寧さが仕上がりを左右しますので、血合いの除去と水気の拭き取りを丁寧に行うことを忘れないでください。シンプルな調理法だからこそウミタナゴの白身の美味しさが引き立ちます。ぜひ作ってみてください。魚の捌き方はおととチャンネルで解説しています。
https://youtube.com/channel/UCKgZWNzDVFenWKZGgvUjO6A

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