【魚のトマト煮ってどんな料理?】
魚のトマト煮は、白身魚をトマトベースのソースでじっくり煮込んだ洋風料理です。トマトの酸味と魚の旨味が合わさって、深みのある味わいに仕上がります。フライパン一つで作れる手軽さも魅力で、見た目も鮮やかなので食卓が一気に華やかになります。
アクアパッツァと似ているように思われますが、トマト煮はトマトソースをベースにしっかり煮込むのが特徴です。ソースに魚の旨味がたっぷり溶け出して、パンやパスタに絡めても絶品です。魚料理の中でも特に洋風好きの方にオススメの一品です。
【使う魚について】
魚のトマト煮は白身魚との相性が抜群です。特にオススメはこちらです。
タラ:淡白な身がトマトソースをしっかり吸い込んで絶品
タイ:上品な甘みがトマトの酸味と合う
カサゴ:旨味が強くソースに深みが出る
スズキ:ふっくらした身がトマトソースに馴染む
サーモン:脂との相性が良くコクが出る
切り身でも一尾丸ごとでも作れます。今回は扱いやすい切り身を使ったレシピをご紹介します。
【材料(2人分)】
魚の切り身 2切れ
トマト缶(ホール) 1缶(400g)
玉ねぎ 1/2個
にんにく 2かけ
オリーブオイル 大さじ2
白ワイン(または酒) 大さじ2
塩・こしょう 少々
砂糖 小さじ1/2
バジル(乾燥でも可) 適量
パセリ お好みで
【下準備をする】
魚の切り身の両面に塩・こしょうを振り、10分ほど置きます。時間が経ったらキッチンペーパーで出てきた水分をしっかり拭き取ります。この一手間で臭みが取れて仕上がりが格段によくなります。
玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切りにしておきます。トマト缶はホールトマトをざっくり潰しておくと後で煮込みやすくなります。
【魚に焼き色をつける】
フライパンにオリーブオイルを引き、中火で熱します。フライパンが温まったら魚を皮目を下にして入れ、触らずに2分ほど焼いて焼き色をつけます。裏返してさらに1分ほど焼いたら一度取り出しておきます。
このとき魚に完全に火を通す必要はありません。後でトマトソースで煮込むので、表面に焼き色がついた程度で十分です。焼き色をつけることで香ばしさが加わり、トマトソースとの相性がさらによくなります。
【トマトソースを作る】
魚を取り出したフライパンにオリーブオイルを少し足し、にんにくを弱火で炒めます。香りが立ってきたら玉ねぎを加えて中火でしんなりするまで炒めます。
玉ねぎが透き通ってきたら白ワインを加えてアルコールを飛ばし、トマト缶を加えます。砂糖を加えて酸味を和らげ、塩・こしょうで味を整えます。中火で5分ほど煮詰めてソースに少しとろみがついたら次の工程に移ります。
【魚を煮込む】
トマトソースが煮詰まったら、先ほど焼いた魚をフライパンに戻し入れます。魚にソースをスプーンでかけながら、蓋をして弱火で8〜10分ほど煮込みます。
途中で一度蓋を開けてソースをかけ直すと、魚全体に均一に味が染み込みます。魚に箸を刺してスッと通るようになれば火が通った合図です。煮込みすぎると身が崩れてしまうので、火加減に注意しながら様子を見てください。
【盛り付けと食べ方】
器に魚を盛り、フライパンに残ったトマトソースをたっぷりかけます。バジルやパセリを散らすと色鮮やかに仕上がります。
トマトソースはパンに浸けて食べるのがオススメです。またパスタを茹でてソースに絡めると、魚の旨味たっぷりのパスタが楽しめます。翌日はソースがさらに馴染んで美味しくなるので、作り置きにも向いています。
【アレンジのアイデア】
オリーブとケッパー入り
オリーブとケッパーを加えると本格的な地中海風の味わいになります。
唐辛子入り
仕上げに鷹の爪を加えるとピリッとした辛みが加わって、大人向けの味わいになります。
チーズのせ
仕上げにとろけるチーズをのせてオーブンで焼くと、グラタン風のボリューム満点な一品になります。
【まとめ】
魚のトマト煮の作り方をまとめます。まず魚に塩・こしょうを振って水気を拭き取り、フライパンで焼き色をつけてから一度取り出します。次ににんにくと玉ねぎを炒めてトマト缶を加え、ソースを煮詰めたら魚を戻し入れて弱火で8〜10分煮込めば完成です。トマトの酸味と魚の旨味が合わさった絶品ソースはパンやパスタとの相性も抜群なので、ぜひいろんな魚で試してみてください!
捌き方はおととチャンネルで解説しています。
https://youtube.com/channel/UCKgZWNzDVFenWKZGgvUjO6A
魚屋が教える魚のトマト煮の作り方
料理レシピ