ギンポの美味しい食べ方|江戸前天ぷらで名高い魚を家庭で楽しむレシピ3選

魚の捌き方はYouTubeチャンネル「おととチャンネル」でも動画で解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。
https://youtube.com/channel/UCKgZWNzDVFenWKZGgvUjO6A
【ギンポは天ぷらのために生まれた魚】
ギンポは江戸前天ぷらの代表食材として古くから親しまれてきた魚です。淡白でくせのない白身は天ぷらの衣との相性が抜群で、揚げたてのサクッとした食感とふんわりした身の旨味は他の食材では代えがたい美味しさがあります。
店でギンポを天ぷらにして食べたとき、その美味しさに改めて感動しました。シンプルに塩だけで食べると、白身の上品な甘みと旨味がストレートに伝わってきます。天ぷら屋さんでギンポが出ると嬉しくなる、そんな魚です。天ぷら以外にも唐揚げや煮付けで美味しく食べられるため、今回は家庭で作りやすいレシピを3つ紹介します。
【レシピ① ギンポの天ぷら】
ギンポの天ぷらは、背開きにした皮付きの身を使うのが基本です。皮目がカリッと仕上がり、身はふんわりとした食感になります。
材料(2人分)はギンポ3〜4尾、薄力粉適量、天ぷら粉適量、冷水適量、揚げ油適量、塩・天つゆお好みで。
背開きにして中骨を取り除いたギンポに薄力粉を薄くまぶしておきます。これが衣をしっかり身に密着させるための大切な下準備です。天ぷら粉を冷水で溶きますが、混ぜすぎないことがサクッと仕上げるコツです。粉が少し残るくらいのざっくりした状態で使います。
180度に熱した油にギンポをくぐらせた衣ごと入れ、2〜3分ほど揚げます。皮目を下にして入れると形が崩れにくいです。泡が小さくなってきたら揚げ上がりのサインです。揚げたてを塩かすだちで食べると、ギンポ本来の旨味が最大限に楽しめます。天つゆと大根おろしで食べるのも定番の美味しさです。
【レシピ② ギンポの唐揚げ】
天ぷらより手軽に作れるのが唐揚げです。筒切りにしたギンポをしっかり下味をつけてから揚げると、外はカリッと中はジューシーな仕上がりになります。
材料(2人分)はギンポ3〜4尾、醤油大さじ2、酒大さじ1、生姜汁小さじ1、にんにくすりおろし少々、片栗粉適量、揚げ油適量です。
内臓を取り除いたギンポを3〜4センチの筒切りにします。醤油・酒・生姜汁・にんにくを合わせたタレに20分ほど漬け込み、しっかり下味をつけます。漬け込んだ身の水分をキッチンペーパーで拭き取ってから片栗粉をまぶし、170度の油でじっくり揚げます。一度取り出して少し休ませてから高温で二度揚げすると、骨まで食べられるカリカリの仕上がりになります。
レモンを絞ってさっぱりと食べると、ギンポの旨味と揚げ衣の香ばしさが引き立ちます。ビールとの相性も抜群で、おつまみとしても人気の一品です。
【レシピ③ ギンポの煮付け】
煮付けにするとギンポの白身に煮汁がじんわり染み込み、ご飯が進む一品になります。筒切りにしたものを使うと形が崩れにくく、盛り付けも美しく仕上がります。
材料(2人分)はギンポ3〜4尾、醤油大さじ3、みりん大さじ3、酒大さじ3、砂糖大さじ1、水100ml、生姜薄切り3〜4枚です。
筒切りにしたギンポに熱湯をさっとかける霜降りをしておくと、臭みが抑えられて煮汁が澄んだ仕上がりになります。鍋に調味料・水・生姜を合わせて煮立て、霜降りをしたギンポを入れます。落とし蓋をして中火で8〜10分ほど煮たら完成です。
煮汁が少なくなってきたらスプーンで身の上に回しかけながら煮ると、ムラなく味が染み込みます。仕上げに煮汁を少し煮詰めて身に絡めると、照りが出て見た目も美しくなります。
【料理に合わせた下処理のポイント】
天ぷらには背開きで皮付きのまま仕上げることが美味しさの決め手です。衣の下で皮目がカリッと揚がることで、独特の食感と香ばしさが生まれます。唐揚げや煮付けには筒切りが手軽で形も崩れにくいため、料理の目的に合わせて捌き方を選ぶことが大切です。
どの料理に使う場合でも、最初のぬめり取りだけは必ず丁寧に行ってください。ぬめりが残ったまま調理すると臭みが出やすくなります。塩でしっかりこすり洗いしてから使うことが、仕上がりの美味しさに直結します。
【まとめ】
ギンポは天ぷら・唐揚げ・煮付けと幅広い料理に使える白身魚です。とくに江戸前天ぷらの食材として古くから愛されてきた天ぷらは、家庭でも十分に再現できる美味しさです。見た目の地味さに躊躇せず、ぜひ一度丁寧に調理して食卓に並べてみてください。その上品な旨味に驚くはずです。
魚の捌き方はおととチャンネルで解説しています。
https://youtube.com/channel/UCKgZWNzDVFenWKZGgvUjO6A

タイトルとURLをコピーしました