では「魚のムニエルの作り方」の記事です!
タイトル:魚のムニエルの作り方
ムニエルはフランス料理の定番ですが、実は家庭でも簡単に作れる魚料理のひとつです。バターの香りとカリッとした皮の食感が食欲をそそります。今回は魚屋歴20年以上の私が、魚の選び方から火加減のコツまで丁寧にお伝えします。
【ムニエルとはどんな料理?】
ムニエルはフランス語で「粉屋の女将風」という意味です。魚に小麦粉をまぶしてバターで焼いた料理で、外はカリッと、中はふっくらとした仕上がりが特徴です。シンプルな調理法だからこそ、魚の鮮度と素材の味がそのまま出ます。
【ムニエルに向いている魚】
ムニエルには白身魚が最もよく合います。魚屋がおすすめする魚はこちらです。
- タラ 淡白でクセがなく、ふっくら仕上がる
- カレイ 上品な甘みがバターとよく合う
- サーモン 脂がのっていてコクが出る
- タイ 皮目がパリッと焼けて香ばしい
- スズキ 身が締まっていて崩れにくく扱いやすい
青魚は脂が強く臭みが出やすいため、ムニエルにはあまり向きません。
【材料(2人分)】
- 白身魚の切り身 2切れ
- 塩 少々
- こしょう 少々
- 小麦粉 適量
- バター 20〜25g
- サラダ油 大さじ1
- レモン 1/2個
- パセリ(乾燥でも可) お好みで
【下準備のポイント】
① 切り身の水気をしっかり拭く 魚の表面についた水気はムニエルの大敵です。キッチンペーパーで丁寧に押さえて水気を取りましょう。水気が残っていると油がはねたり、粉がうまくつかなかったりします。
② 塩・こしょうは焼く直前に 塩を早くふりすぎると魚から水分が出てしまい、せっかくの身がパサついてしまいます。焼く直前(5分前くらい)にふるのがベストです。出てきた水気はもう一度キッチンペーパーで拭き取ってください。
③ 小麦粉は薄くまんべんなく 小麦粉をバットに広げて切り身の両面にまぶし、余分な粉はしっかりはたき落とします。粉が厚すぎるとべたつき、薄すぎると皮がカリッとしません。うっすらとまんべんなくつけることが大切です。
【ムニエルの作り方】
① フライパンを中火で熱する サラダ油とバターを半量(10g程度)入れて中火にかけます。バターが完全に溶けて泡立ってきたら焼き始めるサインです。
② 皮目を下にして焼く 切り身を皮目を下にして静かにフライパンに入れます。最初は触らずにそのままにしておくことが大切です。
③ 中火〜弱火で3〜4分焼く 皮目に焼き色がついてカリッとするまで焼きます。焦げそうなときは弱火に落としてください。バターは焦げやすいので火加減に注意しましょう。
④ ひっくり返して反対側を焼く 皮目に美しい焼き色がついたら、静かにひっくり返します。身の側は2〜3分が目安です。
⑤ 残りのバターを加える 仕上げに残りのバター(10g)を加え、溶けたバターをスプーンで魚にかけながら(アロゼ)焼くと、よりリッチな風味になります。
⑥ 盛り付け 器に盛り、レモンを添えてパセリを散らしたら完成です。
【魚屋が教えるムニエルのコツ】
バターだけで焼かない バターだけで焼くと焦げやすく、温度管理が難しくなります。サラダ油と合わせることで焦げにくくなり、安定した仕上がりになります。
触りすぎない 焼いている最中に何度も動かすと皮が破れてしまいます。最初に置いたらじっくり待つことが美しいムニエルに仕上げるコツです。
厚みのある切り身は蓋をする タラなど厚みのある切り身は、ひっくり返した後に蓋をして蒸し焼きにすると中まで火が通りやすくなります。
【ソースのアレンジ】
ムニエルはシンプルにレモンだけでも十分ですが、ソースを変えるとレストラン気分が楽しめます。
バターソース(ムニエール・ソース) 焼き終わったフライパンにバター・レモン汁・パセリを加えて軽く混ぜ、魚にかけるだけで本格的な味になります。
ケッパーのソース バターソースにケッパー(酢漬けの花のつぼみ)を加えると、さっぱりとした酸味が加わって白身魚によく合います。
【まとめ】
魚のムニエルのポイントは、水気をしっかり取ること・粉は薄くはたくこと・焼いている最中は触らないことの3つです。この3つを守るだけで、家庭でもカリッとふっくらのムニエルが作れます。鮮度のいい白身魚が手に入ったときにぜひ挑戦してみてください。
魚の捌き方を動画でわかりやすく紹介しています。ぜひ「おととチャンネル」もチェックしてみてください!
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