オキメバルの美味しい食べ方|魚屋おすすめの料理レシピ3選

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【オキメバルは料理の幅が広い魚】
オキメバルは、淡白でありながらほどよく脂が乗った白身魚です。くせがなく上品な味わいで、和食はもちろん、洋風の調理法にも合わせやすい魚です。刺身・煮付け・塩焼きという定番の食べ方はもちろん、フライやムニエルにしても美味しく仕上がります。
うちの魚屋では、オキメバルをお買い上げになったお客さんから「どうやって食べるのが一番美味しいですか?」とよく聞かれます。脂の乗り具合や鮮度によっておすすめが変わりますが、新鮮なものは刺身、少し時間が経ったものは煮付けや塩焼きにするのがいちばん美味しく食べられると伝えています。今回はその中から特においしい食べ方を3つ紹介します。
【レシピ① オキメバルの煮付け】
煮付けはオキメバルの定番料理であり、もっとも失敗しにくい食べ方のひとつです。白身に煮汁が染みて、ご飯が進む一品になります。
材料(2人分)はオキメバル1尾、醤油大さじ3、みりん大さじ3、酒大さじ3、砂糖大さじ1、水100mlです。
まず、オキメバルに飾り包丁を入れます。皮目に浅く十字か斜めに切り込みを入れておくと、煮汁が染み込みやすくなり、皮が破れにくくなります。次に、フライパンまたは浅めの鍋に調味料と水を合わせて煮立て、オキメバルを入れます。落とし蓋をして中火で7〜8分ほど煮たら完成です。
煮汁が少なくなってきたら、スプーンで身の上に回しかけながら煮るとムラなく仕上がります。生姜を薄切りにして一緒に煮ると、臭みが抑えられてより美味しくなります。店では「煮付けにしたい」とおっしゃるお客さんには、必ず生姜を一緒に勧めるようにしています。
【レシピ② オキメバルの塩焼き】
シンプルに塩焼きにすると、オキメバルの旨味がストレートに味わえます。余分な調味料を使わないぶん、素材の質がそのまま出る料理です。
まず、オキメバルの両面に塩を振ります。焼く30分前に塩を振っておくと、余分な水分が出て臭みが抜け、身が引き締まります。出てきた水分はキッチンペーパーで拭き取ってから焼くのがポイントです。
グリルで焼く場合は中火で両面をじっくり焼きます。皮目をパリッと仕上げたい場合は、最後に少し火を強めて表面をこんがり焼き色をつけると美味しく仕上がります。フライパンで焼く場合はクックパーなどのくっつかないホイルを使うと、皮が剥がれずきれいに仕上がります。
大根おろしとすだちを添えると、脂の旨味がさっぱりと感じられ、バランスの良い一皿になります。
【レシピ③ オキメバルのアクアパッツァ】
オキメバルは洋風の調理にも非常によく合います。アクアパッツァにすると、魚から出る旨味がスープに溶け込み、パンとの相性も抜群な一品になります。
材料(2人分)はオキメバル1尾、あさり150g、ミニトマト8個、にんにく2片、白ワイン100ml、水100ml、オリーブオイル大さじ2、塩・こしょう少々、イタリアンパセリ適量です。
オキメバルに塩・こしょうをして下味をつけます。フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で香りを出したら、オキメバルを皮目から入れて焼き色をつけます。両面に軽く焼き色がついたら、白ワイン、水、あさり、ミニトマトを加えてふたをします。あさりが開いて全体に火が通ったら塩で味を整え、イタリアンパセリを散らして完成です。
魚屋の現場では、アクアパッツァはなかなか馴染みのない料理に思われますが、実は家庭でも簡単に作れると伝えると驚かれることが多いです。白ワインの代わりに日本酒でも代用できるので、ぜひ気軽に試してみてください。
【料理に合わせた下処理のポイント】
煮付けや塩焼きにするときは丸のままでも構いませんが、三枚おろしにしてから使うと骨を気にせず食べられます。小さなお子さんや年配の方がいるご家庭では、あらかじめ骨を処理しておくと食べやすくなります。
刺身にする場合は、捌いた後に身をキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で1〜2時間ほど寝かせると、余分な水分が抜けて味がよりしっかりします。昆布締めにしても美味しく、旨味が増して上品な味わいになります。
アクアパッツァのように丸ごと使う料理では、内臓と血合いを丁寧に取り除いておくことが、仕上がりの臭みをなくすための一番大切な工程です。
【まとめ】
オキメバルは煮付け・塩焼き・アクアパッツァとどんな調理法にも対応できる、使い勝手のよい白身魚です。新鮮なものは刺身で旨味をダイレクトに楽しみ、加熱調理では煮汁や油との相性の良さを活かすのがポイントです。見かけたときはぜひ手に取って、いろいろな食べ方を試してみてください。
魚の捌き方はおととチャンネルで解説しています。
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